糖質制限でダイエットだけではない健康を

大人になってからバレエを始めて10年。もともと身長も低く体重も標準的なので、あまりダイエットには興味がありませんでしたが、発表会用のレンタル衣装は毎回決まってウエストだけがきつく、留め具を付け直さなければなりません。そこで、なんとかウエストだけでもサイズダウンしたいと思うようになりました。

そんな中、たまたま仙台の有名エステサロンに来ていた献血バスで久しぶりに献血をしました。後日届いた血液検査結果には、グリコアルブミン(GA)という値が標準よりやや高いと書かれていました。血糖値に関わる数値で、この値が高い人は糖尿病が疑われる、という指標だそうです。これはまずい、今のうちに何とか手を打たないと。そこで、糖質制限を行って、GA値を正常化するのと同時にウエストサイズも絞ろう、と考えました。4年ほど前のことです。

まずはサプリメント。桑の葉、ギムネマ、サラシアを飲んで2か月後に献血に行きました。ところが、GA値は下がるどころかむしろ上がっているではありませんか。やはり摂取する糖質を減らさなければ。そこで食生活を見直しました。朝食はこれまで通り手軽にパンを食べる。昼食は、スープジャーに野菜たっぷりのスープを入れて出勤し、職場近くのスーパーでサラダなどの低糖質なお惣菜を買い足すが、お米や麺類などの主食は買わない。夕食も、夫を巻き込んで主食なしにする代わりに、おかずを一品多くする。晩酌はやめられないので、糖質オフの第三のビールで乾杯する。こんな食生活に変えました。一食当たりの糖質量は40g以下が目標です。

その後、体重は2kg減り、GA値は標準範囲の上限ギリギリをキープ中です。コロナの影響で今年は発表会が中止になったので、バレエの衣装のウエストサイズは確認できませんでしたが、ジーンズは1サイズ小さくなりました。さらに、花粉症が軽減したように思います。糖質と花粉症の関係については科学的な証拠がないと聞きますが、同じような経験談をネットでも見るので、糖質制限で花粉症が軽くなる人もいるのかもしれません。