糖質制限ダイエットは、ご飯やパンなどに含まれている糖質を減らすことで、体の中に入るエネルギーを制限して痩せるダイエットのことです。
糖質制限ダイエットの前に、糖質は私たちが生きていくために欠かせない栄養でもあります。なぜなら、私たちが普段の仕事や勉強で考る場所 脳は糖質だけでしか動かないからです。極端な糖質制限で糖質を全く取らないのは、デメリットでしかありません。一方で糖質は取りすぎると体が糖質を分解する機能を越えてしまい、肥満の原因にもなります。そればかりではなく、糖質を分解する仕組みに異常が出てしまい糖尿病を起こしてしまうこともあります。
人間の体は、朝食でその日の午前の栄養を、昼食で午後の栄養を補給し、夕食は蓄えるようにできています。仕事や勉強をする時間の栄養を補給している朝食と昼食では、糖質をしっかりと取った方がいいでしょう。
私が実践した糖質制限ダイエットはとても簡単なものです。それは、夕食だけご飯やパンを食べないというものです。1日の1番の楽しみ、夕食でご飯が食べられないなんてと思われるかもしれません。
ご飯が減る分は、他のものを主食の代わりにしていました。豆腐やこんにゃく、トコロテンなどボリュームもあってお腹も膨れる食べ物は身近にあります。もちろん、夕食のご飯を抜いても全く糖質が取れないということはありません。おかずのソースや中華の餡などに糖質は含まれているからです。
ただ、糖質制限ダイエットはリスクのある方法でもあります。糖質が不足しすぎると、人の体は筋肉の中に保管してある栄養を分解して糖質の代わりにしようとします。そうなると筋肉が減ってしまい、代謝が下がってしまいます。また、一気に痩せたいために糖質を一切取らないと仕事や勉強のパフォーマンスが下がってしまうばかりでなく、心の病の原因にもなりかねません。
極端な糖質制限ダイエットよりも、私が実践したようなお手軽で安全な方法で取り組んでみてはいかがでしょうか？