普段は甘いジュースを好んでいましたが、健康を意識してお茶を飲むように心がけていました。それからしばらくして、空気が乾燥する冬の時期に部屋で加湿器を使っていました。加湿器は水を専用のタンクに入れて使うのが基本ですが、少し怠けて飲んでいたお茶の残りを水の代わりに給水したところ、途端に排気口のところに茶渋が溜まり始めてしまいました。溜まった茶渋は拭き取っても中々落ちず、健康にいいだろうと楽観視していたあのお茶の思わぬ真実を目の当たりにしたことで、初めて水の性格の良さに気付いたのです。その日から水を飲むことを極力意識するようになりました。確かに水はどこか味気ないものです。しかし意外とのどごしが良く飲みやすくスッと体に染み入るイメージが持てました。またジュースやお茶と違って、後味が良いので飲んだ後のスッキリ感にも驚きました。個人的にはコストがかさむミネラルウォーターではなく基本タダな水道水をやかんで沸かしておいたのを常温で飲むという感じです。
もちろん暑い日や風呂上りなどは氷を入れたり、寒い日はポットのお湯と言うように気候に応じて柔軟にです。飲むタイミングで外せないのが寝る前と朝起きた時、量は飲めるだけ飲むという感じでしたが、目安としては2リットル、やかん一缶分くらいでしょうか。体みられた健康効果は意識させられるようなものはなかったと思います。しかし健康診断でコレステロール値がまさかの正常値を記録したことで、私よりも先生の方が驚いてたのが印象に残ってます。血液がサラサラになったという事でしょう。そういうのに影響されやすい私は、そう言えば最近便通が良くなったとか、朝スッキリ起きられるとか、日常的な体調の良さに気付き始めることができました。水を体に取り入れるだけなのに、本当にいいことがポツポツ起こり始めてるのはうれしい誤算です。やっぱり人体の70パーセント近くを水分が占めるというのは、水の及ぼす影響を軽視できないという事だと分かりました。