1年毎に受診している健康診断では、体重だけでなくAGAの疑いがある上に血糖値の数値が高いことを医師から注意するように口酸っぱく言われてきました。しかし、これといった体調の変化や自覚症状がなかったことから食生活を変更することはなく、好きなものを好きなだけ食べる生活をおくっていた結果、糖尿病になってしまったことがありました。
以来、医師からは糖質制限の食事メニューを提案されるようになり、この食事内容を意識して摂取しなければ将来、持病が悪化する恐れがあることを指摘されたことがきっかけとなり糖質制限ダイエットに取り組むことにしました。
実際に行ったのは、糖質を含む代表食である「米、麺、パン」といった普段主食にしているものを食事から排除し、さらに加工食品にも糖質が多く含まれていることがあるため、スーパーで食材を選ぶ際は必ずどの商品も裏面の栄養成分表示を確認するようにしました。
糖質制限ダイエットでは、主食を排除している以外は普通の食事内容で問題ないため、ダイエット特有の「空腹感」や我慢に対するストレスがなく、ダイエットに取り組むことができるので比較的苦も無く続けることができました。しかし、3日目になると異様に米や麺やパンを食べたくなる衝動にかられてしまい、唯一強いストレスを感じましたが、そんなときは口が寂しくならないよう気を紛らわすために果物を意識して摂取するようにしました。普段から食後に果物を食べている習慣があったので、果物を口にすると食事が終わりと無意識に頭が認識することを利用してとにかく、米など糖質制限ダイエット中に制限している食材を食べたくなった時には果物を活用しました。
その結果、定期健診では血糖値の数値は正常値にまで回復し、体重は2か月で3キロの減量に成功しました。ダイエットと言いながらも食に対する制限が厳しくないのが功を奏したようで自分に適したダイエット方法だったと強く感じました。激しい運動や厳しい食事制限なしで健康的に痩せたい人は糖質制限ダイエットから始めてみるとよいかもしれません。